手数料の上限まで分かるファクタリング会社は24社中11社(2026年11月の調べ)
先に答え24社のうち、手数料の上限まで公式ページで分かるのは11社でした。幅(上限と下限)を書いている会社が8社、一律の率を書いている会社が3社です。残る13社は、いちばん低い率だけを書いているか(9社)、率の数字を書いていません(4社)。こうした会社では、実際の率は見積りを受けるまで分かりません。
ファクタリングの手数料は「1%〜」のように低い方の数字が目立つ書き方が多く、上限まで分かる会社がどれだけあるのかは、一社ずつ見ないと分かりません。当サイトが記録している24社の公式ページを2026年11月6日に開き、手数料の率の書き方だけを読んで分けました。どの会社がよいかを決める記事ではありません。
この記事の要点
- 上限まで分かる会社は11社(幅8社・一律3社)。いちばん低い率だけは9社、率の数字なしは4社
- 幅を書いている8社のうち3社は、審査によって幅を外れることがあると書き添えている
- 同じ会社の公式ページの中で、手数料の率の書き方が違う会社が3社あった
- 「手数料のほかに費用はかからない」と書く一方、別の箇所で振込手数料などを利用者の負担としている会社が5社あった
手数料の書き方の内訳
24社を、公式ページにある手数料の率の書き方で、図の下に書いた4つに分けました。
2026年11月6日に各社の公式ページで確認。上限まで分かるのは、幅と一律を合わせた11社。
- 幅(上限と下限): 「1%〜9.5%」のように両端の数字がある
- 一律の率: 「一律10%」のように率が一つに決まっている
- いちばん低い率だけ: 「1%〜」「買取率最大98%」のように、いちばん条件のよい場合の数字だけがある
- 率の数字なし: 平均値だけ、審査のあとに提示、数字の記載がない
24社の一覧
会社名から、その会社の記録(確認したページと更新履歴)に移れます。並びは分け方ごとの整理で、評価の順ではありません。「確認中」は、当サイトの掲載基準を満たすかを確かめている会社です。
| 会社 | 公式ページの書き方 | 分け方 | 補足 |
|---|---|---|---|
| PAYTODAY | 1%〜9.5% | 幅(上限と下限) | よくある質問に「1%からで上限9.5%」 |
| FREENANCE即日払い | 3%〜10% | 幅(上限と下限) | 別に振込手数料 |
| OLTA | 2%〜9% | 幅(上限と下限) | 諸経費込みと記載 |
| AGビジネスサポート | 2%〜9.9% | 幅(上限と下限) | ─ |
| アクセルファクター | 0.5%〜12.0%(利用額別の料率表) | 幅(上限と下限) | 本文には2社間3〜10%・3社間1〜8%の記載もある。審査で上下限が変わることがあると注記 |
| トラストゲートウェイ | 1.5%〜9.5%(トップ) | 幅(上限と下限) | 売掛金買取のページは2.0%〜。審査で上限を超える場合があると注記 |
| レゾナス | 1%〜12.5% | 幅(上限と下限) | ─ |
| ベストファクター | 5%〜18.5%(個人事業主のページ) | 幅(上限と下限) | トップは2%〜と金額別の目安表(単位の表記なし)。審査で範囲外になる場合があると注記 |
| ペイトナー | 一律10% | 一律の率 | 別に振込手数料(例: 20万円の申請で330円) |
| labol(ラボル) | 一律10% | 一律の率 | ラボルへ支払うときの振込手数料は利用者の負担(よくある質問) |
| バイオンAI | 一律10% | 一律の率 | 別に振込手数料500円 |
| QuQuMo | 1%〜 | いちばん低い率だけ | ─ |
| 日本中小企業金融サポート機構(FACTOR⁺U) | 1.5%〜 | いちばん低い率だけ | ─ |
| トップ・マネジメント | 2社間3.5%〜・3社間0.5%〜・2.5社間1.8%〜 | いちばん低い率だけ | ─ |
| PMG | 1%〜(ご利用の流れのページ) | いちばん低い率だけ | 費用のページは売買手数料2%、よくある質問は買取率「通常は97〜92%」 |
| TRY | 2社間3%〜・3社間1.2%〜 | いちばん低い率だけ | ─ |
| トラストライン(TRUSTLYNE)確認中 | 10%〜 | いちばん低い率だけ | ─ |
| 土建くん(建設特化) | 1.8%〜 | いちばん低い率だけ | ─ |
| 事業資金エージェント確認中 | 1.5%〜 | いちばん低い率だけ | ─ |
| Mentor Capital | 買取率「最大98%」 | いちばん低い率だけ | 手数料の率としての記載はない |
| ビートレーディング | 平均 2者間10.3%・3者間6.8%(2024年度実績) | 率の数字なし | 幅は書いていない |
| OTTI | 数字の記載なし | 率の数字なし | 「低い手数料」という表現のみ |
| CoolPay | 審査のあとに提示 | 率の数字なし | ─ |
| みんなのファクタリング確認中 | トップと利用規約に記載なし | 率の数字なし | ─ |
「─」は補足なし。各社の公式ページの書き方をそのまま短くしたもので、見積りで適用される率ではありません。
幅を外れることがあると書いている会社
幅を書いている8社のうち、アクセルファクター・トラストゲートウェイ・ベストファクターの3社は、審査の結果によって幅を外れることがあると書き添えています。たとえばトラストゲートウェイのトップは1.5%〜9.5%と書いたうえで、審査により上限の手数料を超える場合があると注記しています。幅が書いてあっても、上限がそのまま約束されるとは限りません。
ページによって書き方が違う会社
同じ会社の公式ページの中で、手数料の率の書き方が違う会社が3社ありました。アクセルファクターは利用額別の料率表(0.5%〜12.0%)とは別に、本文に「2社間3〜10%・3社間1〜8%」とも書いています。トラストゲートウェイはトップが1.5%〜9.5%、売掛金買取のページが2.0%〜です。PMGは、費用のページが売買手数料2%、ご利用の流れのページが1%〜、よくある質問が買取率「通常は97〜92%」です。
手数料のほかの費用でも、書き方が食い違う会社が5社ありました(PAYTODAY・トラストゲートウェイ・レゾナス・labol(ラボル)・PMG)。「手数料のほかに費用はかからない」と書く一方で、別の箇所では振込手数料などを利用者の負担としています。多くは振込手数料の扱いですが、トラストゲートウェイの売掛金買取のページは、事務手数料・登記費用・印紙代・交通費などの実費も利用者の負担としています。
どちらも、どのページの書き方が実際の取引に当てはまるかは、外からは決められません。見積書に書かれた率と費用で確かめてください。
見積りで確かめること
上限が書かれていてもいなくても、実際の負担は見積書で決まります。次の3つを数字で確かめると、会社どうしを比べやすくなります。
- この取引に適用される率(「◯%〜」の下限ではなく)
- 手数料のほかにかかる費用(振込手数料・登記費用・事務手数料など)
- 受け取る金額と入金日(額面から手数料と費用を引いた金額)
調べ方
対象は、当サイトが記録しているファクタリング会社24社(確認済み21社・確認中3社)です。見たのは、会社ごとの記録に載せている公式ページ(トップ・手数料のページ・よくある質問・利用規約など)で、2026年11月6日にこれらを開いて手数料の率の書き方を読みました。
どこかの公式ページに上限と下限の両方が書かれていれば「幅」としました。「通常は」のような目安は上限に数えていません。ページによって書き方が違うときは、一覧の補足に書いています。
数えていないもの: 比較サイト・口コミ・広告の数字、導入事例に書かれた手数料、業界の相場としての説明、ページに表示されていない部分の記載、見積りで実際に適用される率。このページは公式ページの書き方の調べで、実際に請求される率の調べではありません。
この確認で記録が変わった会社は6社です(ラボル・PMG・土建くん・みんなのファクタリング・レゾナス・事業資金エージェント)。会社ごとのページの更新履歴に、2026-11-06付けで書いています。このうち事業資金エージェントは、手数料を前回「3社間1.5%〜9%・2社間5%〜20%」と記録していました。この値はページに表示されていない部分の記載だったため、表示されている「1.5%〜」に直しました。
このページの数字を使うとき
このページの数字と表は、出典として「ファクタリング調査室」とこのページのURLを示していただければ、転載・引用してかまいません。確認日(2026年11月6日)も添えてください。24社の表はCSVでも置いています(下の「あわせて使えるページ」)。
公式ページの書き方は変わることがあります。次は2026年12月に同じ方法で確かめ、結果は別のページに残す予定です。各社の最新の記録は、会社ごとのページにあります。
あわせて使えるページ
- 24社の表(CSV・2026-11-06時点)
- 手数料「◯%〜」表示の読み方(下限表示と実際の負担)
- ファクタリング会社の記録(各社の確認したページと更新履歴)
出典・参考
- 各社の公式ページ(会社ごとの記録ページに、確認したページの一覧と更新履歴を載せています)